こんにちは!まりです!
2021年4月3日(土)に尾瀬岩鞍に、子連れ日帰りスキー滑りに行ったのでその日の記録です。
尾瀬岩鞍は20−21年シーズンは4月4日(日)に営業を終了します。
シーズン営業終了間際に岩鞍に来るのは初めてでした。
「どれぐらい雪が残っているのかな?」
「我が家の4歳時はスキーで滑り降りることができるのかな?」
など少し心配な面もあったものの、結論としては大満足の1日でした!
尾瀬岩鞍って春はどんなコースが滑られるのか
まず尾瀬岩鞍のゲレンデマップはこちらです。
標高の低いコース(3、4、6など)はもう完全に雪が溶けており大草原が広がってました。
もちろんcloseです。
この日にオープンしていたコースは、西山エリアというゴンドラ上の標高の高いエリアのみとなります。
4歳児は尾瀬岩鞍のコースを滑り降りれるのか
4歳児スキーレベル
我が家の4歳児は、今シーズン初めてスキースクールに入ってスキーを始めました。キッズスクールの1回2時間くらいのレッスンを4回受け、できることはこんな感じ。
- なだらかな斜面をボーゲンでゆっくり降りてくる
- なだらかな斜面であればボーゲンで降りながら止まれるようになってきたくらい
キッズスキースクールではなだらかな斜面のキッズ専用ゲレンデしか滑ってないので、この日の尾瀬岩鞍で、いきなり普通のゲレンデデビューです。
滑るコース
滑るコースはゴンドラを上ってすぐ近くの国体女子コース(10番)です。
ゲレンデマップ上は上級コースとなっています。
ただ雪も溶けて緩んでいるので、そこまでスピードも出過ぎず、個人的な感覚では春は中級コースですが、子どもにとってはそこそこ急な斜度のコースかもしれません。
スキーセットはレンタル、ボーゲンマスターも借りれました
ゴンドラ乗り場隣にあるレンタルショップで子どものスキー一式をレンタルしました(2,000円)。
ショップの店員さんがとても親切な方で、ブーツの履き方からサポートしてくれ、ボーゲンマスター※も貸していただけました。
※ボーゲンマスター:スキー板に取り付けるボーゲン状態を補助する道具のこと
いざ、滑ってみよう!
ゴンドラに長い時間揺られ山頂へ。
天気は、曇り・・・を超えて濃霧!
前後のゴンドラ搬器が見えないくらいの濃霧でした。
「我が子は先の見えない初めてのコースを滑り降りられるのか?」とても心配でしたが、ここまで来たからには滑るしかない!
子どもは先が見えないことに恐怖はないようで、わりとすぐ「行ってみよう〜!」と滑る準備を始めました。
20回以上の転倒、そして恐れていたことが・・・
キッズ専用ゲレンデのようななだらかな斜面ではほとんど転ぶことのなかった子どもでしたが、溶けて緩んだ雪にスキー板を取られ、バランスを崩しながら尻もちをつく形で何回も転びました。
自力ではまだうまく起き上がれないので、起こすのは親も手伝うのですが、何回も転ぶ・起き上がるを繰り返すうちに泣き出すようになりました。
ずっとボーゲンで降りているので足もすごく疲れてたと思います。
30分以上かけてゆっくり滑って、転んでを繰り返し、コースの5分の4くらいのところまできた時、私たち夫婦が最も恐れていた発言が子どもから出ました。
「もうスキー滑るのいやだよう!(泣)」
私たち夫婦は、子どもにとにかく雪とスキーを嫌いになってほしくない、大好きじゃなくてもいいから雪・スキーを嫌いになってほしくなかったのです。
そうでないと私たちの子連れスキーは終わってしまうからです。
私たちの冬の楽しみが終わってしまうからです。
子どもを連れて毎週いろんな様々なスキー場を回ってますが、吹雪の日は無理に子どもを外に連れ出すこともなく、本人が「やってみる」と言うまでスキーを無理矢理やらせることもせず、嫌われないようそこは最大の注意を払って対応してきました。
でもとうとうこの日「スキー滑るのいやだよう!」と言われてしまいました。
私の心の声は、
あー全てが終わった親のエゴだごめんね、このコースはやっぱり難しかったよね、いきなりだもんね(泣)
という感じでした。
子どもの表情からも辛さが伝わってきて、私も少し泣きそうになりました。
夫婦で「今日はこれ以上滑らせないほうが良さそうだ」と目で会話し、夫が子どものスキー板を外そうとした時、子どもはとつぜん
「違う!早く起こして!滑るの!」
と言ったのです。
「スキー滑るのが嫌だ」と言ったのはもちろんその瞬間の本音だと思うのですが、コース最後まで滑り切ろうと言う気持ちはあったようで、気持ちを立て直してゆっくり降りていき、無事国体女子コースを滑りきることができました。
「やったね!あの上から滑ってこれたんだよ!」
ちょうど霧も晴れ、降りてきたコースを下から見ながら達成感を感じている我が子を見て母親はさっきより目がウルウル(泣)、沢山褒めてあげました。
尾瀬岩鞍にこんなステキなレストランがあったとは!
子どもと滑り降りてきただけでかなり疲れたので、ランチ休憩を取ることにしました。
国体女子コースを降りてすぐ、第5リフトの横にある「アルプ」というレストランに入ってみました。
あまり広くないのでこれまで避けており、この日初めて入ってみたのですが、こんな感じで木の温かみが感じられそうな雰囲気のレストランです。
そしてメニューを見て「おや?」と思ったのがこのレストラン、よくあるゲレ食(カツカレー、ラーメンなど)とは違うカフェ飯が楽しめます。
(ザ・ゲレ食も好きですよ!でも毎週スキーに行く私たちは飽きてしまうので、こういう変わり種のレストラン大好きなのです!)
注文したメニュー
- ダール(カレー)
- ピザトースト
- コンフィ
- ブルーベリーのタルト
- ドリンク
なぜ写真を撮らなかったのか!
美味しそうなもの目の前にしたら写真撮るの忘れますよね笑。
子どもはピザトーストを食べてました。
全部美味しかったですが特にダールは絶品!
いろんな野菜やお肉の旨味、香辛料が濃縮されてるような、でも絶妙にバランスが良い!
少し辛いので小さい子どもは食べられないかもです。
後で店主の方からお店の紹介カードをいただきました。
冬の間はこの尾瀬岩鞍のアルプ内で営業してて、それ以外は長野の軽井沢でカフェを営業してるそうです。
旧軽井沢銀座通りにお店があるそうで、道理で美味しいわけだ!と思いました。
軽井沢にも旅行で行くことがあるので、また美味しいダールを食べに行きたいと思いました。
休憩後は親は交代でスキーを楽しみます
子どもは疲れてしまったのと、アルプの居心地が良かったようなので、午後は親が子守とスキーを交代しながら楽しみます。
私はミルキーウェイコース、夫はコブのコースを練習しました。
ゴンドラ下は全然雪がないのですが西山エリアは、充分に雪があり、楽しめました!
感動があった尾瀬岩鞍
結論、尾瀬岩鞍とても楽しく大満足でした。
シーズン最後まで西山エリアであれば充分な雪があるということもわかりましたし、アルプというとても素敵なレストランとも出会えて食事を楽しむことができました。
我が家の4歳児にとっては少し苦い思い出になったかもしれませんが、コースを滑り降りることができてとてもうれしそうでしたし、帰りもリフトに乗りながら「ここを滑ったの?」ととても不思議そうな顔でコースを眺めていました。
スキーができたこと、とてもおいしい食事を楽しめた事ももちろん楽しかったのですか私にとっては子どもが初めてゲレンデで滑ることができて、最後までやりきった姿、うれししそうな顔を見ることができたのが収穫でした。
子どもの頑張る姿ってこんなにも親の心を打つものだと言うことを教えられましたね。こんな形で感動も与えてくれた尾瀬岩鞍のファイナル、とてもよかったです!
「岩鞍ありがとう!また来シーズン会いに行きます!」